Yahoo-紀伊民報 「段差解消機」を設置 JR西日本で初(和歌山)
JR西日本は、御坊市湯川町のJR御坊駅に、プラットホーム間を移動するリフトを設置した。車いす利用者やお年寄りら用に27日午後から使用する。約2年前から、同駅のバリアフリー(障壁なし)化を要望してきた柳岡克子・市身体障害者福祉協会会長は「スロープより安全で利用しやすい。多くの人たちに喜んでもらえれば」と話している。この「段差解消機」の設置は、JR西日本で初めて。
これまで、上りと下りの両プラットホーム間を行き来するには陸橋を使うしかなかった。障害者や高齢者らには不便として、同協会は当初、賛同団体とともにJR西日本に対し、御坊駅へのエレベーター設置を求めていた。
しかし、1日の乗降客数が5000人未満の同駅は、交通バリアフリー法の基準に達していないという理由でエレベーターの設置が難しく、スロープも場所が確保できない状況だった。そのため、今回、モデル導入としてJR西日本が公費助成を受けずに工事費を全額負担し、段差解消機を設置した。
利用者は、プラットホーム(高さ92センチ)の端に取り付けられたリフトで新設の通路に降り、線路(幅約10メートル)を横断して反対側にも設けられたリフトを使ってホームに上がる。安全面を配慮し、利用の際は必ず駅員が付き添う。
バリアフリー化に向け、粘り強く交渉を続けてきた柳岡会長は「段差解消機の設置は、多くの賛同団体や支援者の皆さんのおかげであり、JR西日本にも感謝している。今後は県や地元と協力して設置駅が増え、乗る駅も降りる駅もバリアフリーになれば」とほかの駅への広まりに期待を寄せている。
 関西の地理には疎いのですが、御坊駅は、調べると和歌山駅から紀勢本線(きのくに線)で16駅目の駅で、特急「くろしお」「オーシャンアロー」の停車駅です。特急・快速・普通列車合わせて、一時間に2本程度の列車が全て停車することになります。貨物列車の通過があるのかどうかわかりませんが、上下線合わせて、1時間に4本程度通る列車の間をぬって線路を渡ることになります。
 当然駅としてはダイヤを把握しているでしょうし、全列車が停車することもあって、線路横断中に事故を起こしてしまうということはないと思いますが、慎重に運用して欲しいと願っています。 先に大事故を起こしたJR西日本が公費助成を受けずこうしたサービスを開始したことが、ただのポーズでなく、利用客のことを本当に考えてのことであることを望みます。 また、こうした試みがJR西日本だけでなく、全国に広がると良いのですが。
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