平成19年12月
 市内外の自営業者等でつくる異業種研鑚会(柳岡克子会長)は12月13日ボナベティヤナギヤで日高川町のゆめ倶楽部21(原見知子会長)4名が來坊し、親睦交流会で意見交換した。平成14年2月に中津ゆめ倶楽部21として発足し、今年7月に日高川町エリアに拡大して新しくゆめ倶楽部21として設立された。会員38人(内Iターン7人)体験型・滞在型観光の推進。農家民宿の設立。産学官の連携で地域振興の拡大。UIターン者の受入支援など活動している。今年、仁坂知事や原副知事なども視察に訪れた。合併にあたり人材が豊富になったこと。人の交流が増えたことなどをあげた。大阪から田舎暮らしを求めてIターンし、パン工房を開いた安大さんはたまたまテレビで豊かな自然の中津を見て住みたくなったと話していた。
 
会員の感想

幅広く活動しているグループにとても刺激を受けました。
役場が事務局を持っていることがうらやましい。
広報やPRがうまいなあ。
和大との連携はいいなあ。

 
平成19年11月
万福寺の塩路正住職を招き「最近思うこと」と題し、勤労青少年ホームで開いた。38年高校の社会科の教師として子どもたちとふれあってきた経験を話した。今一番欲しい物を聞いたとき「お金」と書いた子が8割もいたことを憂いだ。父親を亡くした生徒が「家族の健康と世界の平和」と書き、くれるなら「元気な頃の父」と思っていたら、生前の父が病室で撮った遺言ビデオが出てきたというエピソードに参加者は涙を誘われた。最近の殺伐とした社会から道徳が薄れ、親の働く姿を見て育つ子どもが減っている。欲しい物を何でも与えていると子どもをダメにする。世界各国を見聞した中でタイの田舎の青年が「今、勉強できるのは親のおかげ」と貧しい中で教育を受けさせてもらった親への感謝と将来の夢を語ったことが忘れられない。と語った。
平成19年10月
11日勤労青少年ホームで公認会計士の名倉健三さんを講師に10月例会を開いた。名倉さんは「お金を残すために知っておきたい税金の仕組み」と題して、国税について解説した。まず、国家予算83兆円のうち53兆円が税収で差額の30兆円が国債として毎年国が借金している。消費税は他国と比べると低く、近々上げざるを得ないだろう。格差が広がり田舎では実感がないが景気は上昇しているので所得税、法人税の税収は上がっている。贈与税は相続税より超過累進課税の率が高く、相続税の対象者は約5%でほとんどは基礎控除で非課税になる。その他不動産に関する税金Q&Aをクイズ形式で参加者と楽しく懇談した。
平成19年9月
9月例会のご案内

9月13日(木)午後7時半〜9時半
御坊市勤労青少年ホーム
交流会 (参加費500円)
Iターン・Uターンの人集まれ!
御坊・日高のいいとこ悪いとこ
住んでよかった・来てよかった
まちづくり、商売、人付き合い、などこの街に来て思うこと
あ〜したい、こ〜したい、こうすればこの街はもっと良くなる。そんな思いをぶつけてみませんか?
ぶどうを食べながら、わいわいがやがやおしゃべりしませんか?

異業種研鑚会(柳岡克子会長)の9月例会が13日勤労福祉センターで、サンシャイン牧場果樹園経営の江端清司氏をコーディネーターとして、Iターン、Uターン交流会が開らかれた。江端氏は昭和25年守口市生まれ、レンコン農家だったが昭和53年印南町へIターン。20ヘクタールの土地で30頭の乳牛の酪農を始める。現在は梅とぶどうの果樹園を経営している。愛知、尼崎、熊本、北九州など出身のIターンの人は全く縁もゆかりもなくこの街へ来た当事の驚きと疎外感などを話した。また、Uターンの人は親戚や友人がいてブランクはあってもすんなり受け入れてもらえた。都会との違和感はあっても、おいしい空気やきれいな自然、新鮮な魚や野菜など素晴らしいものがあり、人と人のつながりを大切にこの街に骨を埋めたい。と意見交換した。

平成19年8月
第20回 異業種研鑚会例会のご案内
 さて、裁判員制度が2年後に導入されることになり、一般市民の中から裁判員が選ばれると言うことで、制度についてしっかり理解したいとの希望が多く、和歌山より専門の講師をお招きして研修することになりました。
つきましては、特別公開といたしますのでお誘いあわせの上、ご参加下さい。

8月9日(木)19:30〜 御坊中央公民館 
演題 「裁判員制度について」 
和歌山家庭裁判所主席書記官 清井 明氏

☆裁判員制度とは
重大な刑事事件の裁判において、一般市民から選ばれた裁判員が裁判官とともに審理に参加し(原則として裁判官3人と裁判員6人の合議制)、被告人の有罪・無罪や量刑などを決める制度。 裁判員候補者は、20歳以上の有権者のなかから「くじ」で選ばれる。有権者であれば裁判員に選ばれる可能性があり、選ばれたとき、辞退できるのは特別な事情がある場合に限られる。陪審員が裁判官から独立して有罪・無罪の評決をするアメリカの陪審制とは異なり、日本の裁判員制度では、裁判員と職業裁判官が一体となって審理にあたる。このような制度は、ドイツやフランスで採用されている参審制に近い。2004年に成立した「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」で、09年までに裁判員制度を導入すると定めている。

 平成19年8月9日(木),異業種研鑽会の皆様に,裁判員制度についての出張講義をさせていただきました。
 異業種研鑽会は御坊商工会議所の創業塾の卒業生の有志で,自分たちの住んでいる街を元気にしたいと立ち上げた任意の団体で,会員は御坊日高地域のさまざまな職種の方でした。

 異業種研鑽会は,昨年1月に立ち上げて以後,毎月1回勉強会を開催されており,今回は第20回とのことです。今回の勉強会には,異業種研鑽会会員と裁判員制度に関心のある19人の方にお集まりいただきました。

 はじめに最高裁判所製作の裁判員制度広報用映画「裁判員」を上映し,その後,裁判員の選任手続を中心に説明させていただきました。

 質問コーナーでは,裁判員選任手続,審理期間等いろいろな質問をいただき,裁判員制度に関心を持っていただけていると感じました。

 また,多数の御意見をいただきましたが,裁判員裁判に参加したくないという御意見はまったく出ませんでした。
 最後に,今後,当庁において,裁判員の模擬選任手続を踏まえた模擬裁判の実施を予定しているので裁判員候補者になっていただきたいという協力をお願いして,講義を終了させていただきました。

 今回の出張講義を担当して,参加された方は,裁判員制度に非常に関心が高く,積極的に参加してみたいとの御意見の方が多いのではないかと感じました。
 異業種研鑽会の皆様,出張講義の御依頼ありがとうございました。
 

平成19年7月
7月7日(土)午後2時〜4時(受付1時半)
御坊市民文化会館
小ホール 500円
 ミュージカルファンタジー「道成寺」宮子と道成ものがたりを大成功に導いた
劇団RAKUYU
  ダイジェスト版DVDによるあらすじ解説
演技、体験コーナー(メイク、衣装、視線、発声)
演題 「あの感激をもう一度 〜素人劇団奮闘記〜」
「道成寺」成功にまつわるエピソードを講演

平成19年6月
6月14日
異業種研鑚会(柳岡克子会長)の6月例会が14日勤労青少年ホームで開かれ、ふるさと倶楽部のリレー講演会が開かれた。まず白井忠代表が、生ごみの堆肥化の流れを説明し、岡本行弘さんは「いこらDEフェスティバル」に出店するなど活動の広がりを話した。植田節子さんは17年度県環境賞をいただいたふるさと椿会の発起人でまちづくり会議わいわいGOBOの環境講演会に招かれたことがきっかけでふるさと倶楽部ができたことを話し、田渕和美さんは顔の見える小さいグループで生ごみを集めることで絆が深まり、長続きしていることを話した。湯川忠さんは新町でも始めるようになりみみずがEM菌と同じ様な効果があることがわかったと、柳岡楠美さんは貝などの固いものでも半年で土になる、ひきこを入れるので臭くないと農家の立場から話した。会員等は柳岡さんの畑でできた堆肥を分けてもらいさっそくやってみたいと言っていた。
平成19年5月
5月10日
異業種研鑚会(柳岡克子会長)5月例会が10日、勤労青少年ホームで開かれ独立行政法人国立病院機構和歌山病院看護師の中野久美さんが「認知症って病気なの?」と題し、認知症サポーター養成講座のテキストと啓発ビデオを使って講演した。中野さんは有田市生まれ。大阪で就職し、縁あって御坊に嫁ぎ10年。病院勤務の中で、認知症の患者と接することも多い。認知症になると記憶・見当識・理解・判断・行動に障害がでて、感情表現に変化が現れる。自信や望みを失ってうつになることもある。家族にそのような兆候が現れたら、恥ずかしがらず早期に専門家に相談するといい。周りの人の理解と人としての尊厳を大切にした適切な対応が求められるということで、具体事例をあげながら対応の仕方を解説した。
平成19年4月
4月12日
異業種研鑚会(柳岡克子会長)4月例会がこの程、勤労青少年ホームで開かれ副会長の田中司誠(ビブレホーム)さんが「お客様に安心と笑顔を差し上げるために企業と社員はどうあるべきか」と題し講演した。田中さんは熊本県生まれ。大阪で就職し、縁あって御坊にIターンして約20年。不動産や建築の勉強をし、ビブレホームを立ち上げた。社員教育に重点を置き、現場の清掃に力を入れた。協力会社との研修会も3年目を迎え「建築者自ら住みたいと思う家作り」をめざす。「上棟式には施主様への感謝の気持ちを込めた誓いの言葉を読み上げ、10時と3時のおやつも遠慮し施主様に気苦労をかけず、仕事をいただいた感謝の気持ちでこちらからお茶を出すぐらいの精神で仕事をさせてもらっている。」と話した。また、アフターケアのためのイベントも開催し毎年多くの方が参加してくれているそうだ。 
  
平成19年3月
3月8日(木) 19:30〜21:30 
場  所   勤労青少年ホーム
研  修   演題「生きている喜び
〜御坊市議選に出馬して〜」
講  師   柳岡 克子

8日異業種研鑚会(柳岡克子会長)の例会が勤労青少年ホームで開かれ、会長自ら「市議選裏話」と題し出馬表明から落選までのDVDを見せながら講演した。柳岡さんは、「候補者の人柄や政策を自分で判断して投票するより、誰に頼まれたかによる依存型、自分にメリットがあるかという利益型、地域や団体のしがらみによるドブ板型、世間体を気にした八方美人型と血縁型の5つに投票の特徴を分類した。しかし、「共産党の叔父の出馬で苦戦となったが16分の2から14分の3へ議席率や得票を躍進させたのは核燃料中間処理施設の誘致に関して共産党に市政へ一石を投じてくれるのではとの期待感が大きいのも事実。」と冷静に分析。「発表によるとお金を一番多くかけましたね?」の質問には「正直に領収書を添付しただけです。領収書のないお金は使っていません。来年の北京パラリンピックに選ばれるには今年自己負担で6カ国以上の世界大会に母と二人で行き好成績を揚げなければならない。そのため貯めていたお金。その労力と費用を比べると、この4ヶ月多くの方とふれあい勉強させていただいたことは、何にも代えられない意義深い体験をさせてもらった。家族の絆も深まったし、決して無駄ではなかった。」と話した。これからについては「私が教育改革など安倍総理の美しい国づくりを地方から支えたいという考えをもっている人物であることを知ってもらえただけで十分。いろいろな会の運営や審議会の委員など企画提案など市会議員でなくてもできることを模索していきたい。」と。
平成19年2月
2月8日(木) 19:30〜21:30 
場  所   勤労青少年ホーム
研  修   演題「成年後見制度について」
講  師   平井 光さん
平成19年1月
平成19年総会