点字教室(平成19年度)
点字教室:一文字ずつ熱心に 20人参加 /和歌山
 広く点字に親しんでもらおうと、御坊市薗の市中央公民館で、市身体障害者福祉協会(柳岡克子会長)主催の点字教室が開かれた。小学生から大人まで約20人が参加。六つの点で文字を表すことなどを学び、点字板を使って熱心に文字を打った。

 同協会の一般公開講座は今回が初めて。同協会視覚障害部会の谷口喜作部会長ら7人が指導にあたった。全盲の講師が点字新聞「点字毎日」を両手でなぞりながらすらすら読み上げると、参加者から「すごい」と声が上がった。参加した小学生は「点字は打つのと読むのとでは左右が反対になることとか、いろいろ分かってよかった」と話した。

毎日新聞 2007年9月2日