225、認知症について学びオレンジリングもらう
平成19年5月10日、異業種研鑚会では、独立行政法人国立病院機構和歌山病院看護師の中野久美さんに「認知症って病気なの?」と題して講演してもらった。中野さんは有田市生まれ。大阪で就職し、縁あって御坊に嫁ぎ美浜町の病院に勤務している。認知症サポーター養成講座のテキストと啓発ビデオを使って分かりやすく説明した。病院勤務の中で、認知症の患者と接することも多い。認知症になると記憶・見当識・理解・判断・行動に障害がでて、感情表現に変化が現れる。自信や望みを失ってうつになることもある。家族にそのような兆候が現れたら、恥ずかしがらず早期に専門家に相談するといい。周りの人の理解と人としての尊厳を大切にした適切な対応が求められるということで、具体事例をあげながら対応の仕方を解説した。参加者は、オレンジリングを受け取り、認知症サポーターとなった。