221、魚徳のかまぼこ
平成18年11月9日、異業種研鑚会では、創業明治5年、魚徳商店の岡米子さんに「健康の大切さ」と題して講演してもらった。岡さんは、10歳の時、悪性の脳腫瘍で亡くなった息子の闘病生活を振り返りながら「お店でかまぼこなどを販売していますが、食品添加物を減らし、水や塩にもこだわりの商品を提供しているのは、息子の死亡で健康の大切さを実感したからです」と語った。職人の体に優しい心づかいで、毎日手造りで材料にこだわっている同店の天ぷらは絶妙の味。食べ方は人それぞれあるが、天ぷらは煮物やサラダ、これからの季節はおでんなど幅広い料理に使えるのが魅力。最後に「今後も地域や商店街のために前向きに明るく生きることに力を注ぎたい」と締めくくった。御坊市本町商店街、電話0738-22-0346