よくする法案 〜 きいちゃん利用しPR作戦 
ニュース和歌山 平成28年6月18日付
http://www.nwn.jp/column/20160618houan-kiichan/
柳岡 克子(車いすの元気配達人)
 紀の国わかやま国体が終わり、このまま国体のマスコットキャラクターだった「きいちゃん」は引退かと思っていたけれど、これからも和歌山県のゆるキャラとして活躍するそうですね。そうであれば、もっときいちゃんを前面に出して県をPRすべきだと思います。国体で和歌山に来られた方は、少なくともきいちゃんのイラストが入ったグッズを持って帰っているはずです。今後、きいちゃんを見れば、和歌山を想像できるところまで来ているのです。

 そこで私は、和歌山県のすべての商品や土産品を包む時には、きいちゃんのマークの入った包装紙やスーパーのレジ袋を使わなければならないという法案を提案します。和歌山市の「吉宗くん」や御坊市の宮子姫「みーやちゃん」のように各市町村には、それぞれゆるキャラがあります。それらをきいちゃんとセットで並べ、各市町村の特産品などに付けることでまちのPRにもつながります。

 和歌山産のものであれば、ありとあらゆるところにきいちゃんが印刷されている環境をつくり、お土産だけでなく、農作物や工業製品、木工品、魚などにも箱やパッケージの大小にかかわらず、そこかしこにきいちゃんを必ず印刷するという法案です。

 増えてくれば全国に行きわたり、和歌山の宣伝効果は抜群です。車のナンバープレートの「和」も、きいちゃんのイラストだったらおもしろいなと思います。和歌山を通過する電車には、きいちゃんのイラスト車両を1両つなげなければならないとかいかがですか? 新大阪に「きいちゃん電車」が止まっていたら和歌山行きだとすぐに分かりますね。一時的なラッピング電車ではなく、ずっと長く、きいちゃん電車を愛してもらいたい。

 「くまモン」と言えば熊本と言うのが全国的に知られているように、きいちゃんを全国に知ってもらいましょう。
法案への読者の声 平成28年7月2日付 
http://www.nwn.jp/column/16070205_lifesave/

 紀の国わかやま国体のPRを終えた「きいちゃん」。今後は和歌山産のありとあらゆる商品パッケージなどにきいちゃんを印刷し、もっと和歌山をPRしてもらいましょう。(車いすの元気配達人・柳岡克子)

sanseiorenzi  ◎大賛成。和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」もいいが、私個人の感じ方としては、パンダはどうしても白浜のイメージがあるので、紀州犬のきいちゃんのほうが和歌山県のPRキャラクターにいいと思う。それに、文句なしにかわいい。熊本のくまモンに対抗するにも、きいちゃんが適任かと思う。きいちゃん列車、きいちゃんバス、きいちゃんタクシーの走る和歌山を楽しみに待ちたい。(主婦 青木佐織・45歳)

 ◎わかやま国体が終わったからと言って決して忘れる訳はない。きいちゃんを見ているとほほえましくなる。私はカバンにきいちゃんの缶バッジを付けて持ち歩いている。まずは包装紙、またはレジ袋にきいちゃんを印刷する、と段階を踏んでいくことで、和歌山のイメージアップにつながるのではと期待する。(無職 湯上美智子・80歳)

 ◎わかやま国体のとき、車いすに乗ったきいちゃんのイラストに勇気付けられた。国体だけで終わらさず、今後も和歌山県をPRするゆるキャラとして大いに利用すべきだと思っていたので、同じように考えていた人がいてうれしくなった。包装紙やレジ袋も良い考えだと思うが、すべての県産品や土産品となると、少々難しいように思う。まずは国体の際に協賛、尽力してくれた企業に検討してもらい、実現できれば。(無職 匿名・53歳)

 ◎きいちゃんはかわいいし、色づかいもきれいで、見ていると癒やされる。国体で来られた他府県の人にも、きいちゃんグッズのお土産は大変人気があったと聞いた。県や市のホームページ、県内のバス、観光バスなどにもきいちゃんの絵がついていたら子どもも喜ぶ。他府県・外国人観光客にもインパクトがあり和歌山に来た良い思い出になるのでは。(パート 匿名・43歳)