204、まちづくり会議わいわいGOBOが残したもの
平成18年3月、第4期まちづくり会議わいわいGOBOの活動を4つの提言にまとめた。
市長に提言書を提出した後、発展的解散をした。惜しまれながらも提言した活動は大きく羽ばたくことになった。委員は自分にできることを模索し新しい活動へ展開した。平成30年現在、市役所は積極的にまちづくりに乗り出して提言内容を大きく飛躍させている。刑務所の誘致は実現できなかったけれど工業団地には企業の進出があり本来の目的を達成した。平成30年時点で、まちづくり会議わいわいGOBOが提言したことがどれだけ発展して今につながれているかを観察してみることにした。
 御坊市の動きは、平成30年に入ってますます活発になってきた。
御坊市は「まち・ひと・しごと創生総合戦略」で平成28年度に国の地方創生交付金を活用した「わがまち魅力発信事業」を実施。「1万人が100回来る御坊へ」をコンセプトに花や寺内町、紀州鉄道、宮子姫など地域資源を活用した8つのオリジナルストーリーを作成したのに伴い、平成30年2月にプロモーション戦略の母体となるGO!GOBOプロジェクト協議会を設置、4月以降に全国からサポーターを公募し、体験プログラムの開発と試験実施、プロモーション、交流拠点の整備などを行い、御坊の魅力を全国に情報発信する。