107、和歌山県女性海外派遣事業「女性のつばさ」に選ばれる
和歌山県は、国際的視野を持った地域リーダーとして活躍できる女性をめざして海外に派遣する事業を平成7年から開始し、平成12年まで6期続いた。平成7年9月仮谷知事に結団壮行式で激励の言葉を受け第1回の派遣として、スウェーデン、ノルウェー、デンマークへ32名が飛び立った。2年目西口知事に見送られた22名は、同じストックホルム、オスロ、コペンハーゲンの10日間だった。3期生の22名は、ドイツ、デンマーク、フィンランドとヨーロッパを視察した。4年目は、北欧とは違った取り組みを研修するためオーストラリア、ニュージーランドへ21名が出発した。5期生の22名も同じコースでシドニーやオークランドに行った。そして、私たち6期生22名は、木村知事に見送られ県が姉妹都市を結んでいるアメリカフロリダ州やロサンゼルスを訪問したり、カナダのバンクーバーでホームステイをした。残念なことに翌平成13年9月11日壮行式から帰宅した7年目の団員は、夜テレビでアメリカ同時テロのニュースを見ることになる。飛行場でのセキュリティ等行程が大幅に狂うことを警戒し、出発することなく、その後知事も代わり私たちが最後の団員となった。