103、第3期わかやま女性100人委員会報告書発行
平成12年3月に西口知事に提言を渡したがそれから1年かけて報告書をまとめた。私は御坊・日高地域の代表として、任期終了の挨拶文を書いた。(以下原文のまま)
 昨年、障害を持っていても社会のつながりを大切にしたいと思い、応募した第3期わかやま女性100人委員会の委員に選ばれ、御坊・日高地域の代表をさせていただきました。1年間を振り返ってみますと、こんなにも身の回りのことをしっかりと見つめ、考え、行動しようとしている仲間がたくさんいたことがとても嬉しいです。1年前の私は『障害者は皆のお世話になっているのだから、邪魔にならないように控えめに生きなければならない』と思っていました。日々の生活に追われ、物事への関心もうすれ、社会と関わることに億劫になっていました。しかし、この1年、多くの人と出会い、私の知らなかったことをいっぱい教えてもらいました。みんな障害を意識せずに接してくれ、心のバリアフリーを身をもって体験させてもらいました。障害のあるなしに関わらず、誰もが社会の中で生かされていることを改めて感じました。ドラマやワイドショーが大好きだった私がニュースにチャンネルをあわせるようになりました。仲間の意見を聞き一人ひとりが成長できた1年だったようにも思います。この1年間お世話になったみなさんにお礼を申し上げると共に、ふるさと和歌山に何かお役にたてることはないものか考えながら、友好のともしびを広げていきたいと思います。ありがとうございました。