74、ヘルプマークとは?
 ヘルプマークとは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都福祉保健局が作成したマークだ。 ヘルプマークを持っているのは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、障害が目に見えにくいために人知れず困っている人。外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなること が目的だ。 ヘルプマークは、ただ電車の中で席を譲ってもらうために着けているものではない。 緊急時(外で倒れたとき、事故に巻き込まれたときなど)に適切な対処ができるようにするためにもヘルプマークは役立つ。また多様な主体による活用を図り、援助が必要 な方が日常的に様々な援助が得られる社会づくりを推進する。縦8.4p、横5.4pの赤い板に白十字とハートマークをあしらった可愛らしいデザインだ。カバンなど目立つところに付け、援助や気遣いが必要であることを示し、当事者の安心につながる。デザイン:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)、永井一史氏及び柴田文江氏による。