70、車いすバスケットボールの大会を見学して
  御坊市身体障害者福祉協会の会長をしていると、他の身体障害者の団体と交流することがある。日高地方車いすバスケットボールの大会の前夜祭に呼んでもらいあくる日の大会を見学した。市町村の首長や教育委員会の方々が勢ぞろいする中、御坊市身体障害者福祉協会会長と紹介され照れくさかった。パラリンピックに出場するぐらいの選手が御坊に集まり、体育館で試合をする様子を地域の子どもたちに見てもらいたいと企画し始まったものだ。車いすバスケットボールは障害者が車いすで行うバスケットボール。基本的なルールは健常者のバスケットボールと同じ。障害の度合いによってクラスが分かれるため、障害が重い人も軽い人も試合に出場できる。選手には障害の程度により1点から4.5点までの持ち点が与えられる。障害の重い人ほど持ち点は少なく、コート上でプレーする5人の持ち点の合計は14点以下でなければならない。コートの広さやゴールの高さは一般のバスケットボールと同じ。ゲーム展開の速さ、攻守のせめぎ合い、セットプレーなど迫力満点だ。