68、ラジオ局から車いすをいただく
 エフエムマザーシップの坂口緑社長は、障害があっても地域のためにがんばっている私に感動してくれ、車いすの寄贈を考えてくれた。
この車いすは、「プルトップを集めて車いすを贈ろう運動」として地域のラジオ局エフエムマザーシップがリスナーに呼びかけて、ドラム缶30本分600キログラムのプルトップを集めて実現したものだ。今回が第1回目。
 私は「大勢の善意の集まりでいただいたのだから、私が個人で使わせていただくより、多くの障害のある人に使ってもらうのがいいのでは」と、御坊市身体障害者福祉協会への寄贈を提案した。呼びかけに賛同してくれた人や企業は、東京の劇団の方々、兵庫県の主婦のグループ、明石市青年会議所、三重県伊勢の男性、京都の小鳥愛鳥会など。地元では、金屋町の保育所、湯浅保育所、クリーニング店、カラオケ店、有田川町のペンキ屋、修理屋さん、歯医者さん、JAグループ、どんどん広場、その他大勢の方の善意が集まって車いすになった。