66、点字の打ち方
 点字は点字器で打つが、打つことによって紙がへこみ、裏返してふくれた所を指で触ることによって読む。だから打つ方と読む方では左右が反対になる。私は、打ち方を教えてもらったのであいうえおの一覧表を見ながらなら打てるが、指の感覚が鈍いのでひっくりかえしても微妙な点の位置が感じられない。すらすら読める方はかなりの時間と労力をかけたそうですごいと思う。一般的に使われている点字器は、板(ばん)定規(じょうぎ)点筆(てんぴつ)がセットになっている。用紙のサイズはB5版が標準だ。プラスチック製や木製のものもある。点字を書くときは、右から左に書いていく。読むときは、紙を点字器からはずし、凸面を左から右に読んでいく。点字は6つの点からできており打つ方では縦に@AB、左隣にCDEと番号が決められている。今回は打つ方の番号で説明する。「あ」は@の点。「い」は@とAの点。「う」は@とCの点。「え」は@とAとCの点。「お」はAとCの点だ。か行はローマ字の構成のように「あ」などの母音とKに当たるEの点からできていて、この方法でさ行もた行も子音に当たる点をそれぞれ追加すれば文字ができる。
 ただし、「が」のような濁音や「ぱ」のような半濁音は6つの点では表せないので隣にもう一つのマスを右隣に並べる。濁音はDの点、半濁音はEの点を追加する。拗音も2マスを使って書く。拗音はまずCの点(拗音符)の後に五十音(ア列・ウ列・オ列)を書く。