48、薬局での撮影
 14日、車での出勤の様子を撮影したいというので私の軽の車に大きなカメラをかついで相馬君が乗った。私の車のハンドルの右側にはレバーが付いているのをアップで撮った。狭くて窮屈な車の中でハンドルと足を別々に撮るというので何度も同じコースを回った。薬局に着くちょっと前で相馬君を降ろして、入り口にカメラをセットして入るところから撮った。白衣に着替えるところまで追っかけてきた。パソコンの前に座る。コンピューターを操る障害者は増えていてインパクトにかけるからとカット。客を装って近づいてきた知り合いの人とのやりとりは、不自然だと却下。赤ちゃんを抱っこしているお母さんに薬の説明をしなければと近づいたら赤ちゃんが泣きだして、あやしているところを撮られた。会社のマークも宣伝になるからと看板や名札さえも写してくれない。「仕事をしてどうですか?」とかインタビューされ一杯しゃべったけど、流れたのはほんの一瞬だった。御坊市に住んでいる事を表現するのに日高川を写したいというので、私は、撮影の車とは別に帰った。