平成24年を振り返って
  〜フェイスブックをはじめて〜
オフィス花まるライフ 柳岡克子
 今年1年を振り返って、ウイズ・ア・スマイルでは「防災」をテーマに、様々な講演会を企画したり、和歌山や串本での防災研修会に参加したり、和歌山大学防災研究教育センター監修の「トイレが大変」プロジェクトで簡易トイレの作り方と防災クイズをデイケアサロンに出前講座に行きました。異業種研鑚会では、NPO法人ラックの活動内容を聞いたり、一般公開講座として拉致問題啓発アニメ上映会と演歌で慰問活動している法花祐一氏の講演や歌謡ショーを開催し日高川町へ募金を寄付させて頂きました。また、金山寺味噌調理実習、生命保険の勉強会、足裏マッサージ体験講座など幅広く研修できました。身体障害者関係では、あちこちからプルトップをいただきもうすぐ車いすに交換できます。全国大会で埼玉に行ったり、日高郡身体障害者連盟と一緒に麦の郷とカネテツデリカフーズを見学しました。10月にはバリアフリーツアーとして、200人の障害者が熊野古道を散策し、11月にもモニターとして川湯温泉に宿泊しました。
 個人的には、和歌山県薬剤師会禁煙支援薬剤師に認定されたり、国家資格2級キャリア・コンサルティング技能検定に合格しました。昨年入学し、ゆら博愛園での実習を終え、和歌山社会福祉専門学校社会福祉科通信課程を卒業しました。また、御坊市観光協会のゆるきゃら宮古姫「みーやちゃん」の名付け親6名に選ばれました。
 そんな中、私にとって一番大きなできごとは、フェイスブックを始めたことです。「知り合いから友達申請が届いています。」とパソコンにメールがあり、何もわからないままに登録してしまいました。mixiもアメブロも少ししていましたが、匿名で知らない相手とは会話が続かず、途絶えていました。ツイッターも面倒くさくてすぐにやめてしまい、私にはソーシャルネットワークシステム(SNS)は無理だと思っていました。
 登録した途端、あちこちから友達申請があって、知っているけどあまり話したことがない人や昔の塾の教え子でどこに住んでいるのかもわからなくなっていた子からでした。プロフィールをのぞき、それぞれの活躍を知り、承認しました。匿名ではないので、知らない人とは友達になっていません。その安心感からか友達がどんどん増えていきました。そうなると、その人から送られてくる書き込みを読むのが楽しくなります。仕事のことばかり書いている人もいれば、仕事以外のプライベートのことを書いている人もいます。いずれにせよ流れてくるだけなので、わざわざメールで送られてくるのではなく気軽に読めます。記事についてよければ「いいね!」ボタンを押すことで、相手に「読んだよ」とメッセージを送ることが出来ます。悲しいニュースに「いいね!」ボタンを押してしまったこともありますが、ここは御愛嬌で内容を肯定しているのではなく、「あなたの気持ち理解しました」というメッセージなのです。
 私は、「今日は・・・」で始まるその日の活動を載せることが多いです。毎日のいろんな活動を知っていただくいいツールだと思っています。今600人の友達がいますが、だいたい1割ぐらいの60人に「いいね!」ボタンを押してもらえる記事が視聴率的にはいいそうです。私は、家族のドタバタを書いたネタが大変好評で100人を超える「いいね!」の時があります。コメントの書き込みもでき、「サザエさんちみたいですね」と書かれたことがあります。それぐらいおっちょこちょいのおもろい家族です。写真を添付した時の方が、「いいね!」は多いです。講演活動に行った時の写真の中で一番好評だったのが、小学生から送ってもらった感想文の裏の私の似顔絵です。それが私にそっくりでした。2年生の女の子だったと思います。このように、ダイレクトに情報が手に入り、いろんな人と会話でき、今は、暇を見つけては携帯電話を見つめ、危険なぐらい夢中になり過ぎています。難しい使い方はわかりませんが、この1年の締めくくりとして私の生活の中に大きく入ってきたツールでした。「柳岡克子」で友達申請してみてください。