櫻井よしこ氏をお迎えして
   〜「必ず救い出す!」拉致講演会
日本会議和歌山女性の会副会長 柳岡克子
 来たる 12月2日(木)紀南文化会館で「必ず救い出す!」 拉致講演会を開催します。《第一部》は 18時00分(17時30分開場)で講師に財団法人国家基本問題研究所代表理事でジャーナリストの櫻井よしこ氏をお迎えして「今、日本が直面する内外の課題」をテーマにご講演いただきます。《第二部》は 19時20分から シンポジウム「拉致訴え続けて」を行います。パネリストは次の皆さんです。飯塚繁雄さん(「家族会」代表・田口八重子さんの兄)横田早紀江さん(横田めぐみさんの母)有本嘉代子さん(有本恵子さんの母)飯塚栄子さん(田口八重子さんの義姉)三宅博(特定失踪者問題調査会常任理事)コーディネーターは日本会議和歌山角荘三会長です。和歌山ブルーリボンの会(大倉勝行会長)主催、日本会議和歌山共催です。入場料は1,500円で私柳岡(090-8219-0198)までご連絡ください。
8月13日「氷雪の門」と同時開催で映画「クロッシング」を上映しました。キム・テギュン監督が、脱北者の過酷な現実を描く社会派ドラマです。2002年、脱北者25人が中国当局の警備をかいくぐり、北京のスペイン大使館に駆け込んだ事件をモチーフにしており、4年間の企画・製作期間を経て公開されました。この映画は、ニュースやなどでは取り上げられない北朝鮮の国民の現状を、「映像」という伝わりやすい手段にて、訴えかけてくれます。これが現在の北朝鮮なのかと思うと恐ろしくもあり悲しくもあります。内容は2007年北朝鮮。中国との国境に近い炭鉱村に住む元サッカー選手のヨンス、妻ヨンハ、11歳の息子ジュニの、貧しいながらも幸せな日々を送っていた家族の物語です。しかし、ヨンハが肺結核に倒れ、ヨンスは治療薬を手に入れるため中国へ向かいます。やっとの思いで中国に到着したヨンスは、材木伐採場で働きながら、金を貯めますが、不法就労が発覚し、貯めた金を全て失い警察に追われる身となります。北朝鮮では夫の帰りを待ちながらヨンハが静かに息を引き取り、孤児となってしまったジュニは、父との再会を信じて脱北します。 ヨンスは、ブローカーを通じてジュニの行方を知り、不可能と思われる再会を試みます。しかし、父ヨンスと息子ジュニの切実な約束は、もどかしくも行き違い結局再会は果たせずジュニは砂が吹き荒れるモンゴルの地で、眠りに落ちるのです。
上映会はお盆にもかかわらず大盛会で改めて北朝鮮の現状を知り、日本はこの国に拉致されてしまった人がいることを忘れてはいけないのだと思いました。5人が24年ぶりに帰ってきて以来何も進展のない拉致問題があるにもかかわらず、朝鮮学校へ国費が支払われていることが腹立たしいです。そこで11月5日、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の飯塚繁雄代表と北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会西岡力会長は、高木義明文部科学大臣が、朝鮮学校への国庫補助問題に関し、教育内容を問わずに適用の是非を判断する適用基準を発表したことに対して拉致問題への悪影響を払拭する措置がとれるのかどうかを十分に検討して頂きたく現段階での朝鮮学校への国庫補助を行うことに強く反対するとの緊急声明を発表しました。このような話も講演会で聞けるのではないかと期待しています。ぜひご参加ください。